三菱UFJフィナンシャル・グループは、豪最大手金融グループのコモンウェルス銀行傘下の主要資産運用会社9社の全持ち分を総額40億豪ドルで取得することを発表した。CFSGAMの資産運用残高は約17兆円で、アジアを除く地域で資産運用残高第3位の大手である。三菱UFJフィナンシャル・グループの資産運用残高は約70兆円で、今回の買収で運用残高は100兆円が視野に入る。M&Aアドバイザーとしては、三菱UFJフィナンシャル・グループがグローバルマーケットでの存在感を一層高めることが期待される。